音楽プロデューサーの小室哲哉さんが自身の第2の故郷“アナザースカイ”の舞台に選んだ場所は、イギリスです。
ゲスト:小室哲哉
場所:イギリス
司会:今田耕司
司会アシスタント:中条あやみ
小室哲哉さんのプロフィール
- 名前:小室哲哉
- 読み方:コムロテツヤ
- ニックネーム:TK、てっちゃん
- 出身:東京都府中市
- 生年月日:1958年11月27日
- 年齢:58歳
- 出身校:早稲田実業学校高等部商業科→早稲田大学社会学部中退
- 職業:音楽プロデューサー、作曲家、作詞家
- 所属事務所:AVEX(エイベックス)
小室哲哉名言
- 大切な音楽データを全部削除してしまったスタッフに対して
「仕方ないね」のさわやかな一言で済ませた - 日本万国博覧会の12チャンネルステレオを間近で触れた時の発言
「もしモーツァルトの時代と同じ楽器しかなかったら僕はこの世界で勝負しなかった」 - キース・エマーソンの音楽性について
「テクニックや正確さよりもそれぞれの気持ちよいと思う響きを奏でようとする姿勢に共感しました」
「運指の粗さ、ミスタッチよりをアドリブでどうごまかすか、どの様にお客さんを驚かせて喜ばせるかがすごく勉強になった」 - 1993年はスタジオで音作りに明け暮れた
- テレビCMに提供した楽曲の著作権使用料は要らない
- プロのミュージシャンは売れることで、やっと自分の好きな音楽が出来る、自分の好きな音楽よりも、売れる音楽を優先して作らないと駄目
- 聞いてもらえないことは「ポピュラー」の根幹に関わる、「大衆に迎合しすぎる」とか「売ることばかり考えている」との批判を聞くが、これは大衆音楽
- 米国のサウンドと比べてアジアのサウンドはどうなのか?
- 技術革新のスピードを読み間違えてしまった
- 自分が今まで築き上げたブランドと成績を求められている
- ただ日本での企画に関する喧噪からスタジオに逃げたかっただけだった
- もうやれることをやりつくした気がして貪欲になれなかった
- コンピューターの誤動作による偶然の産物であり、中々思うように表現できなかった
- どこでキーが変わっているのか、どこがサビでどこがブリッジなのかをわからないようにする
- 365日ほとんどスタジオにいること自体が大好き
- 仕方がない、もしかしたら思い出す
- 70年代の誰もが知っている曲のある部分をイントロにつける、バックトラックに知っている曲のフレーズをつけておくと通りすがりの人をも驚かせる、一種のサブリミナル効果です
- 機材が進歩すると共に「この部分を直せばもっといい音源になる」
- アートは中々インスパイアから逃れられない、コピーとインスパイアを積み重ねて誰もやった、使った、聞いたことのないほんの数秒間、瞬間でもいいオリジナルを発明してやっと匠になれる、僕の中で発明と思っているのが安室さんの「CAN YOU CELEBRATE?」のイントロ
- 一度書いたメロディは必ず使う
- メロディがボーカリストの心身にどんな作用をもたらすか細かくイメージする
- 楽曲のジャンルを確立するためにデモテープのミックスの名残をできる限り残す
- 頭の中で鳴っている音楽は1時間で形にしたい
- デモテープ作っている時が1番格好良いと思っている
- 文法上のことはあまり考えず、曲のイメージ・16ビートのリズム・メロディにアクセントがぴったり合う英語を選ぶ、そうすれば「かっこ悪い」といわれる部分も自然と省ける
- ごり押しではあるが、サビの印象的な部分に簡単で記号的な英語を入れる、ボタン一つで他国語に切り替えたり、英訳を表示する等、海外の方々への日本語の意味の伝え方はテクノロジーで克服できる、全編他国語で作詞しなければいけないわけではない
- 作為的な言葉は考えず、自然発生的な言葉を中心にいれている
- 美里ちゃんの詞の世界を参考に、自身の視点から同じテーマを書くとこうなるというアプローチ的手法で作詞していた
- 渡辺さんの影響でドア・イノセント・ジェントル・少年・少女をテーマにするようになった
- 流行語を使わない、10〜20年後でも何かに当て嵌めようとすれば誰でも主人公になれる様な、あまり時代に寄り添い過ぎない普遍的なワードしか使わない
- せめて音楽位は女の人の見方にならないといけないと感じて作った
- 僕の役目はここまで
- 15秒のインパクトを与えなければいけないのでCMのサウンドトラックとして作っていた
- 4日に1曲作っていた
- 作詞・作曲・アレンジを含めた1曲を作る作業を最短1時間で済ませていた
- 自分のお金を自分でどの位使っていたかわからなかった
- 当時は数字でしか反応が分からなかったが、後々それがSNSで1対1で全ての声を聞けるきっかけになった
アナザースカイで流れた選曲センスの素晴らしいBGM・曲・挿入歌
Perfect Day ルー・リード
History ザ・ヴァーヴ
A Sky Full of Stars コールドプレイ
Suffragette City デヴィッド・ボウイ